介護施設におけるエアカーテン設置について!
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介護施設の施設管理担当者の皆さま、日々の業務において、快適な環境づくりや衛生管理、エネルギー効率の向上など、多くの課題に直面されていることと思います。そんな中で、「エアカーテン」という設備が注目を集めています。特に、ドアの開閉による冷暖房の効率低下や、外気の侵入による室温変化、さらには害虫の侵入防止など、さまざまな効果が期待できるとされています。
本記事では、介護施設におけるエアカーテンの設置について、以下のポイントを詳しく解説します。
- エアカーテンとは何か?
- 設置にかかる費用や工事の流れ
- 期待できる効果と注意点
- 導入が望ましい施設の特徴
施設管理にお悩みの方はぜひ最後まで読んでみてください!

介護施設におけるエアカーテンとは?
エアカーテンは、開口部に高速気流を流すことで、外気と室内の空気の移動を遮断する装置です。これにより、冷暖房の効率を高め、害虫やほこりの侵入を防ぎ、室内環境を快適に保つことができます。
例えば、冬場に外気が入り込むことで室内温度が低下し、利用者様が体調を崩す原因となることがあります。エアカーテンを設置することで、このような温度変化を防ぎ、快適な環境を維持することが可能です。
エアカーテン設置にかかる費用と工事の流れ
エアカーテンの導入費用は、機器の種類や設置場所によって異なりますが、一般的には20万~30万円程度が目安とされています。工事の流れとしては、まず現地調査を行い、最適な機器の選定と設置場所の決定を行います。その後、設置工事を経て、最終的な調整と試運転を行い、稼働開始となります。
また、エアカーテンの設置は、厚生労働省の「受動喫煙防止対策助成金」の対象となる場合があります。これにより、設置費用の一部を助成金で賄うことが可能です。
エアカーテン導入の期待できる効果と注意点
期待できる効果
- 冷暖房効率の向上:ドアの開閉による室温変化を防ぎ、冷暖房の効率を高めることができます。
- 害虫・ほこりの侵入防止:高速気流により、害虫やほこりの侵入を防ぎ、衛生環境を維持します。
- 快適な室内環境の維持:外気の影響を受けにくくなり、利用者様にとって快適な環境を提供できます。
注意点
- 設置場所の選定:エアカーテンの効果を最大限に発揮するためには、適切な設置場所の選定が重要です。
- 風量の調整:風量が強すぎると床で気流が分裂し、逆に弱すぎると効果が薄れるため、適切な風量の調整が必要です。
エアカーテンの導入が望ましい施設とは?
エアカーテンの導入が特に効果的とされる施設の特徴は以下の通りです。
- 出入口の開閉が頻繁な施設:特に利用者様の出入りが多い施設では、外気の影響を受けやすく、エアカーテンの効果が期待できます。
- 衛生管理が重要な施設:害虫やほこりの侵入を防ぐことで、衛生環境を維持することができます。
- 冷暖房の効率を高めたい施設:エアカーテンにより、冷暖房の効率を向上させ、エネルギーコストの削減が可能です。
まとめ
介護施設におけるエアカーテンの導入は、冷暖房効率の向上や衛生環境の維持、快適な室内環境の提供など、さまざまなメリットがあります。導入を検討する際は、設置場所や風量の調整など、適切な選定と調整が重要です。
福岡県で老健施設の施設管理についてお悩みの方は是非この記事を参考にしていただければと思います!
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